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台風や大雨の前に自動車保険をチェック 車が水没したときの基礎知識

近年大雨や台風での災害が大きくなってきています。
河川や湖、沼から水がはん濫して、洪水になった際は水没してしまう可能性があります。

身を守ることが大前提ですが、大きな買い物である車を守るためにはどうすれば良いでしょう。

駐車をする場所に注意

以前僕が住んでいたマンションの駐車場は
半分地下のような感じになっており、大雨の際はみんな車を避難させていました。
近隣のショッピングセンターの立体駐車場に避難の許可を頂いていたため
水没の可能性があるときは避難させていました。

また、普段使用している駐車場が機械式駐車場の場合も
下の車は地下にあるので、
可能であれば避難させたほうが良いです。

https://twitter.com/jedi_reo/status/760808402532507648

走行する場所に注意

アンダーパスなど下をくぐるところや
そもそも地盤の低い所は水位が高くなる場合が有るので注意してください。
マフラーより高い水位のところではエンジン内に水が入って動けなくなることもあります。
予想以上に深い水位の場合、脱出することも難しくなる場合もあります。

キーホルダータイプの緊急脱出用ツール。

水没してしまった場合保険は使えるか

自動車保険の車両保険に加入していれば補償を受けることが出来ます。

自動車保険は
強制の自賠責保険
任意の自動車保険
の2種類あります。

当然、車に乗っている方は任意保険に加入されていると思いますが、
車両保険に加入していなければ補償されません。

車両保険43.5%
対人賠償保険74.1%
対物賠償保険74.2%
搭乗者傷害保険29.3%
人身傷害保険68.0%

[出典]損害保険料率算出機構「2016年度 自動車保険の概況」

半分以上の方が車両保険に入っていないというデータです。
どうですか。あなたは加入してますか?

車両保険は
特に年式の古い車などは
加入時点の補償額が非常に低額なことも珍しくありませんので
車両保険に未加入であったり、
事故の際にも保険を使って修理するより
自腹で支払いしたほうがコスト的にも良いことがあります。

車両保険には一般的に「一般型」

補償範囲が狭い「エコノミー型」
※他車との衝突事故の際の自車の修理は補償されるが
ガードレールへの衝突や崖から墜落などの自車への損害は補償されない。
の契約がありますが、

水害での自動車の補償はどちらも補償範囲となります。

どこまで補償されるか

修理費の額が保険金額(設定金額)のを超えた場合は
全損扱いで保険金額が支払われます。
修理額が保険金額を下回った場合は、修理となります。

仮に300万で新車購入した車を数年乗って、
車両保険の保険金額が200万円、免責金額10万円の場合の例です。
※免責とはざっくりいうと”保険会社が賠償金を支払う責任を負わない”ということ
免責額の設定金額次第でも保険料が変わります。

【車の修理費が250万円の場合】
保険金額を超えるため全損扱い
免責金額は差し引かれず
保険金額200万円全額が車両保険金として支払われる。

【車の修理費が50万円の場合】
全損扱いとならないため、
免責金額10万円を引いた
40万円が車両保険金として支払われる。

もし自分の保険の内容がわからないようであれば、
保険証書にて確認するか
車を買ったディーラーで加入したなら、ディーラーの担当営業に確認すればよいです。

津波による水没はどうなる?

地震や噴火、これらを原因として発生した津波による損害であれば、車両保険に加入していても補償は受けられないです。

保険会社によっては
全損の際に一時金の補償をされる特約もあります。

あくまで一時金ですので、車両価格全額が補償されるものではありませんのでご注意ください。

そもそも水没したらどうなる

エンジンの故障
エンジン内部(吸気系)に水が侵入している状態で
エンジンを始動すると内部の部品が壊れてしまいます。

なので、マフラーから水が入るくらいの深さになれば
エンジンが故障する可能性が高いので
アンダーパスなどで無理に進むのはやめましょう

電気系統のショート
海水は電気を通しやすくなっていて、さらに水が引いた後でも電気系統を腐敗させます。
洪水の泥水でも電気系統に泥が乾いて砂状になったら悪影響大です。
最悪ショートして発火します。

最近多いハイブリッド車やPHEV(プラグインハイブリッド)車は
高電圧のバッテリーを積んでいますが、
メーカーにて水没対策はなされているようですが
何らかの理由により漏電する可能性も無いとは言えないので
注意が必要です。
参考:もしハイブリッドやEVが水没したら感電しないの?
clicccar
https://clicccar.com/2015/09/22/328044/

車内衛生環境の悪化
冠水・浸水時に流れてくる水は汚く、車内が水に浸かるとフロアにあるカーペットやシートなどが汚水で濡れてしまいます。
そのような水に浸かると清掃をしても匂いが取れなくなることがあります。
湿度も高くなるので、菌が発生しやすく
カビだらけになることもうあります。

みんから index/様の引用↓↓

ボディーへの影響
海水に浸かった車の場合は鉄部のサビが生じて来る場合があります。
ボディや足回りに大きな影響を与える可能性があるので注意しましょう。

まとめ

災害にあわないのが一番良いのですが、
いざなってしまった時に慌てないように事前にできる限りの事をしておきましょう。
保険は被害にあってから加入することはできませんから。